サラエボ Part 3
何回かに分けてサラエボで撮った写真を紹介してきましたが、今回で最後にしようと思います。
今回はサラエボ市庁舎を紹介したいと思います。こちらはボスニア紛争前は公文書館としても使われていたようですが、紛争中に砲撃に遭い、多くの歴史的文書が焼失してしまったようです。
長い時間をかけ修復し、2014年に再オープンしました。
外観
独特な模様と色使いです。建物の中にいたガイドは大学で建築を学んでいるらしく、この建物についても色々教えてくれました。詳しいことはわかりませんが、縞模様と縞の色はスペイン南部の様式のようです。
内装
1992年に砲撃された後の建物内部の写真です。地下の展示スペースに展示されていました。
こちらが修復された後。床のマークはボスニアが多民族であることの象徴だそうです。
日曜日の朝で、誰もいなかったため建物の中は息が詰まりそうなほどの静寂でした。
見上げるとカラフルな天窓があります。自然光がたっぷり入ってきて中がとても明るくなっています。
天窓を色々な構図で撮ってみました。
二階
二階も入れるようになっており、実際市議や市職員が執務に使っているスペースを除いてはかなり自由に歩き回れます。
二階につづく階段の造りにも圧倒されました。
途中まで上って振り向いたところ。
二階について振り向いたところ。
二階から天窓を見た感じ。
奥のシャンデリアと周りのデザインがうまく調和しているように感じました。
こちらは青を基調にした部屋で、とても細かい模様が描かれていました。
窓の外をふと見たら普通の街並みが見え、市庁舎の豪華な感じとは対照的だったのが印象的でした。窓越しに一枚アクロスで撮ってみました。
まとめ
サラエボは色々な意味で歴史が凝縮されている町だと思いました。
一般的に治安もよく、交通の便もよいため、観光はしやすかったです。
小さい町なので二日あれば十分かと思います。東欧旅行をする際に一日、二日日程に入れてみるとよいと思います。