壁に写真を飾ってみた
自分が撮ったデジタル写真を最近プリントして、フレームに入れて部屋に飾ってみました。
思ったより大変だったので、体験を述べてみたいと思います。
写真の仮選定
手始めに膨大にあるデジタル写真の中から飾りに出来そうな写真を選び始めました。
撮った写真に目を通すのだけでも大変な作業でした。
少し選び進めると、ただ選ぶだけでは済まないのがわかってきました。
例えば、「何枚を飾るのか?」、「どれぐらいの大きさにプリントするのか?」、「壁にどのような配置で飾るのか?」、「何をテーマにするのか?」、「どの組み合わせで飾るのか?」、などの問題が出始めました。
全部いっぺんにはできないので、とりあえず飾れそうな写真を選定しました。
その過程で、「花」や「旅行」といったカテゴリーに分けて選定しました。
フレームの選定
次に、フレームの選定に移りました。前に一つだけフレームを買ったことがあったので、そのサイズに合わせることにしました。
11X14インチのフレームで、中に白のフレームが入るので、実質8X10インチの写真を飾ることになります。
11x14 Black Picture Frame - Made to Display Pictures 8x10 with Mat or 11x14 without Mat - Wide Molding - Wall Mounting Material Includedamflatwholesale.com
このフレームをいくつ揃えるかで悩みました。一つだけだと壁に掛けた時にちょっと物足りないので、3つか4つかなと思いました。
4つは縁起が良くないので、3つにしました。
フレームの配置
フレームを追加購入する前にさらに悩んだのがフレームを壁にどのように配置するかでした。
3つのフレームを配置するのに無数の選択肢があり、かなり悩みました。横一列にするか、ランダムに配置するか、フレームを横にするか縦にするか、縦にするならいくつ縦にするか、横にするならいくつ横にするか...
考え始めたらキリがありませんでした。
最終的にシンプルに横一列にしました。フレーム同士の間は等間隔にし、フレームは横でも縦でもできるようにすることにしました。
写真の最終選定
フレームの数と配置が決まって、イメージが具体的になり、写真の最終選定がしやすくなりました。
とはいえ、仮選定した写真の数は50枚以上あり、ジャンルもまちまちだったので、どの三枚を組み合わせるかでかなり迷いました。
とりあえず花・自然の写真を試してみようと思いました。こちらが最終的に選んだ三枚でした。
一枚目と三枚目はα5100とSEL24F18Zでだいぶ前に撮ったもので、二枚目はX-T2とXF16-55mmで撮りました。
写真のプリント
プリントは前にも紹介した富士フイルムのWonder Photo Shopで行いました。
8X10インチのプリントは備え付けのパソコンでオーダーします。USBスティックやSDカードなどを差し込んで、プリントしたい写真と枚数を選んで、確定します。
ここで誤算だったのが、3:2の比で撮った写真を8x10にしようとするとかなりの部分がクロップされてしまうことでした。
縦方向の写真の場合は上と下の部分がクロップされ、横方向の写真は右と左がクロップされます。
そうすると撮った時の元の構図が少し崩れます。できるだけ構図が崩れないようにクロップしましたが、どうしたらプリントするときに構図が崩れないように写真を撮れるのかを考えさせられました。
また、パソコンの画面上で見るより暗くプリントされたので、写真の明るさも課題として残りました。
写真を壁に掛ける
最後のステップが写真をフレームにはめて壁に掛ける工程ですが、ここでも色々問題がありました。
まず壁に穴をあけることができないので、どようにフレームを壁に付けるかが問題になりました。
こちらは3Mのコマンドシリーズを使うことにしました。
強力なテープで壁にくっつき、表はマジックテープを強力にしたものになっています。フレーム側に同じものをくっつけるとマジックテープ同士ががっちり噛み合い、フレームを支えます。
しかし、フレームは長方形なので、フレームを横にした場合、テープの位置が通常はフレームの端に合うように貼りますが、そうすると縦にしたときにテープの位置がずれて、マジックテープの位置が合いません。
そこで、横位置にする場合のテープの位置を、フレームを縦にした場合の幅に合うように貼りました。こうすることで、横にも縦にもフレームを飾ることとができます。
ところが、フレームの端ではなく、背のところにテープを貼ると、背が周りのフレームに比べて沈んでいるため、壁側のマジックテープに届かない可能性がありました。
そのため、背をフレームと同じ高さに持ってくるために、中敷きの白いフレームと背となるカバーの間に、椅子の足の裏に貼るキズ防止用の柔らかいシールを貼りました。
こうすることによって、フレームの背が周りのフレームと同じ高さになり、壁側とフレーム側のマジックテープがちゃんとくっつくようになりました。
ここでさらに問題が発生し、フレームの背が浮いていることによって、表のガラスとの間に隙間ができてしまい、写真がガタガタとずれてしまいました。
これを直すために、写真を中敷きの白いフレームにテープで裏から貼って動かないようにしました。
後に、こんな面倒なことはせず、壁側にフックを貼り、フレーム側の裏に着脱できるワイヤー(フレームに付属だったもの)を付ければ簡単に縦方向と横方向を変えることができることに気づきました...
最後の問題はフレームの位置を三つすべて同じ高さに配置することでした。地道に天井からの距離を定規で計り、しるしをつけ、フレーム同士が等間隔になるように計り、しるしをつけ、テープを貼りました。
完成!
こちらが完成した図です。
まとめ
壁に写真を飾るのがこんなに大変だとは思いませんでした!
しかし、一度やってみると次が楽そうなので、やってよかったです。部屋もかなり雰囲気が変わって楽しいです。