XF16mmF1.4購入
アメリカで3月30日まで富士フイルムのレンズの割引をしており、いずれ購入しようと思っていたXF16mmF1.4を購入しました。
日本製カメラやレンズはたいてい日本で買った方が安いのですが、25%引きだったので日本で購入するより安く購入できました。
まだこのレンズであまり写真は撮っていませんが、簡単にレビューをしたいと思います。
購入理由
気が早いですが、いずれX-Pro3が発売になったときに単焦点レンズ二本で運用しようと計画していて、広角レンズと中望遠レンズをどれにしようか考えていました。
色々考えた結果、広角側は元々16mmが好きなのでXF16mmF1.4に興味がありました。
ニューヨークのFujifilm Wonder Photo Shopでレンタルをして試してみてしっくり来たので購入を決めました。このスカッとした透明感のある写りが特に気に入りました。
このレンズは絞ればシャープ、開放にすれば大きなボケが楽しめます。
開放f値が1.4なので暗いところでも撮影がしやすく、ISO感度も低めにして撮れます。開放f値が1.8の単焦点レンズは持っていましたが、実際1.4まで絞りを開けるレンズを使ってみて、ここまで明るくできるのか、と驚きました。
また、カメラのセンサーから測って被写体に15センチまで寄れて、被写体も大き目に撮れます。
近場からのポートレート、テーブルフォト、風景をよく撮る筆者としてはぴったりでした。
Xシリーズには広角側でXF14mmF2.8やXF18mmF2があったり、XF10-24mmF4 R OISなどがありますが、14mmと18mmは画角がちょっと広すぎるかちょっと狭いかという印象で、XF10-24mmは開放f値が小さめなので、ボケや暗所での撮影などの点でちょっと心もとないと感じました。
中望遠レンズはXF50mmF2にしようと考えており、いずれX-Pro3が発売になったら合わせて購入しようかと思っています。
16mmと50mmの単焦点レンズがあれば、自分が撮りたいものは大体撮れるような気がします。
外観
本体はほぼすべて金属製なので、持った感じかなりしっかりした作りに感じます。
内部のレンズの枚数が多めのようなので持った時ズシッと重みを感じます。「重たい」という重みではなく、これぐらいの重みがあった方が頼りがいがあります。
重量は375グラムなので、655グラムのXF16-55mmとの差をかなり感じます。
こちらがレンズキャップをとった状態。
絞りリングとマニュアルフォーカスリングがついています。
マニュアルフォーカスリングを手前に引っ張ると距離指標が見えるようになります。白の数字がメートル、赤の数字がフィートでの距離指標です。
距離指標の上にf値が表示されております。好みのフォーカス距離を真ん中の線に合わせて、そこを起点としてピントが大体あっている前後の距離を目視で把握することができますが、この前後の距離がf値によって変わってきます。
この機能は使う機会があるかはまだわかりません。
最短撮影距離
カメラのセンサー位置から15センチまで被写体に寄ることができるので、テーブルで座ったまま自然な姿勢で向かいに座っている人や料理が撮れます。
こちらはかなり近くから撮ったXF16-55mm。
こちらは最短撮影距離かつf値開放(f1.4)の状態で撮ったもの。
こちらが最小絞り値(f16)で同じ位置から撮ったものです。
ボケ量がかなり違うのが一目瞭然です。最小絞り値f16でも、写真を拡大すると背景はボケているので、絞った状態でもピント合わせは気を付けないとシャープに移したいところがシャープに写らないような気がします。
まだレンズプロテクターが届いていないのであまり持ち出すつもりはありませんが、届いたらどんどん使っていきたいと思います。
後日XF16mmF1.4についてもう少し詳しく書きたいと思います。