昭和の森
今日は昨夏ふらっと寄った千葉の昭和の森で撮った写真を紹介したいと思います。
すべてX-T2グラファイトシルバーとXF16-55mmで撮りました。
まだ購入して間もなかったので、テスト撮影も兼ねて撮りました。いずれも加工は一切せず、撮った時の設定そのままの写真です。
立体感
広角端でも望遠端でもXF16-55mmは立体感を出すのに長けています。
こちらは広角端で撮ったもの。絞りは開放。
こちらは望遠端で撮ったもの。こちらも絞りは開放です。前後が少しボケていると立体感も出しやすいのでしょうか。
ボケ味
ボケは概ねなめらかですが、背景に入るものに気を付けないと被写体が映えませんね。
こちらはヤマユリ。花もボケも美しいですが、背景に入ったものが多すぎて思っていたより被写体の邪魔になっているような気がします。
こちらもちょっと背景に色々入りすぎました。
夏の風物詩、せみの抜け殻。こちらはまあまあ背景は整理できている方かな。
こちらのボケはなめらか。
こちらはちょっとボカしすぎたかな。
色
富士フイルムのフィルムシミュレーションはその場の雰囲気に合わせて使うとよりよい写真に仕上がるような気がします。
こちらはクラシッククロームで彩度を落として撮りました。つまらない出来になるかと思ったら意外と合いました。
こちらはベルビアで彩度を上げて撮りました。こってりしすぎて見るに堪えないという風にならないところがすごい。逆にプロビアでは物足りないシーンだったように思います。
紫陽花もベルビアで撮ってみたらよかった。プロビアでも撮りましたが、ちょっと物足りなかった。
落ちている枝に木漏れ日があたっていたので撮ってみました。こちらはベルビア。
逆光
左上の端に太陽が入ってしまい、多少フレアが出ていますが、コントラストに影響もなく高い木のダイナミックな感じもしっかり出ています。
まとめ
X-T2とXF16-55mmをまだ使い始めたばかりだったので、思うように撮れないシーンもありましたが、XF16-55mmはあらゆる面で質がよく、使い手を安心させてくれます。
16-55mmの画角も便利で、色々な切り取り方ができて楽しいですが、やはり望遠端はもう少し長いといいかなと思うときがたまにあります。